睡眠癖や頬杖以外にも、注意を要する態癖があります。
成長期の子供によくみられるものを紹介します。
~通学時のショルダーバッグ~
中学生や高校生になると、ランドセルからショルダーバッグに変わります。
教科も増え、たくさんの教材を重そうに抱えている光景をよく目にします。
いつも同じ側の肩にバッグをかけていると、体のゆがみが生じてきます。(ショルダー癖)
登校時は右肩、下校時は左肩というように、左右均等にかけるようにしましょう。
~部活動の姿勢~
部活動でもゆがみが生じることがあります。
吹奏楽は口元を押さえたり、力が入りやすいため、下顎が後退したり、楽器のあたる前歯部周辺に影響が出たりします。(楽器癖)
バイオリンなども顎で固定するため、その方向に押さえられて食いしばったりすることで、体のバランスも歪んでいきます。
美術や手芸もずっと下を向いて作業するため、下顎が後退しやすく、食いしばりやすい状態になります。
普段の生活の中でも無意識にしてしまいがちな癖を意識して気を付けましょう!