正常な咬合への成長を妨げる4つの因子をご紹介します。
①萌出の異常
前歯、奥歯に限らず、永久歯に交換する段階で萌出の位置、方向、角度が悪く、不正咬合になっていくことがあります。
また永久歯への交換には適当なタイミングがありますが、そのタイミングがずれることがあります。
早くですぎたり、なかなか出てこなかったり、埋伏したままになっていたりなど萌出の時期がずれると不正咬合になっていくこともあります。
これらはすべて萌出の問題ですが、これを改善せずに次のステージに進むと、歯列弓の成長を阻害し、スペース不足の問題を引き起こすこともあります。
そのため、萌出で異常が起こっている場合には、なるべく早期に対応する必要があります。