口腔機能は歯並びや嚙み合わせに影響する顎の骨の形と密接な関係があるため、口腔機能の問題を放っておくと、それらに悪い影響を与える可能性があります。
それは、以下のようなお子さんのお口に関するお悩みとして現れます。
・口呼吸のため、唇を閉じて鼻呼吸をしながら咀嚼ができない(くちゃくちゃ食べ)
・前歯の間から舌が前に出て、舌足らずな発音になる
・帰宅時のガラガラうがいや、歯磨きの後のブクブクうがいがうまくできない
・錠剤が飲みにくい
特に近年、口呼吸が口腔機能だけでなく全身の健康状態に与える影響が注目されています。
口呼吸がどの程度から問題となりうるかの客観的なデータはまだ十分に得られてはいませんが、できるだけ鼻で息をするよう心がけるのは良いことだと考えられています。
口腔機能の問題を放っておくと
・風邪の予防がしにくい
・アレルギー疾患が生じやすい
・歯周病になりやすい
・口臭が強くなりやすい
・矯正治療の効果が得にくい
などの問題あります。なにか問題がある場合は1度歯科医院で診てもらいましょう。