~口腔は全身とともに発達する~
口腔器官の機能は全身の運動機能とともに発達していきます。
例えば生後間もない赤ちゃんは固形食を食べることが出来ず、母乳やミルクなどを哺乳するなど、液体を飲む事しか出来ません。
固形物を飲み込むには、頸部の安定が必要であり、そのためには体幹の安定も必要です。
それらは、赤ちゃんが日常的に口や手足や首、そして体を動かすことで獲得していきます。
このように、口腔機能はぜんしんの全身の運動機能と相互に影響しあいながら発達し、顎顔面や口腔の成長にも影響を及ぼします。
それゆえ、口腔機能の発達支援には、全身の発達の支援も切り離せません。