~唾液の減少は更年期に集中している~
女性は、45~55歳頃に女性ホルモンが低下するため、閉経し、更年期を迎えます。
この女性ホルモンの低下が口腔乾燥感と関連していると言われています。
全国の女性外来へのアンケートでは、口腔乾燥、味覚障害、舌痛、顎関節症などの訴えが多いという結果が出ています。
~慢性疾患や服薬の多い高齢者も要注意~
高齢になると、高血圧、脂質異常症、不眠症、頻尿などさまざまな病気を抱える方が増えます。
それらの治療薬の副作用や、糖尿病や甲状腺疾患などの病気そのものによって口の渇きが引き起こされるため、お口の乾燥を訴える
方が多くいます。