抗菌物質IgAはここがすごい!
~ウイルスの活動を邪魔する~
ウイルスを見つけるとすぐさま取り囲み、口の中の粘膜に付着しないように邪魔をします。
体内に入り込めなかったウイルスは、唾液の水分で洗い流されます。
~未知のウイルスと戦う~
抗菌物質のなかには特定の細菌にだけ働くものもありますが、IgAは守備範囲が広いのが特徴です。
怪しいと判断したら、どんなウイルスとも積極的に戦います。
~唾液の中にたっぷりと~
通常、1日に50~100mgのIgAが唾液腺から分泌されています。
唾液中のIgA濃度が高ければ高いほど、ウイルスへの感染リスクが減ります。
※唾液中にはほかにも抗菌物質がありますが、IgAが1番多く分泌されています。