スタッフコラム | 小児歯科|名古屋市西区のしんデンタルクリニック - パート 11 ( 11 )

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歯磨剤を使えばむし歯予防になる?
~歯磨剤を使えば、むし歯は必ず予防できるのか~ 歯を磨いてさえいればむし歯予防ができると思っている方が多くいます。 しかし、フッ化物配合の歯磨剤を使用しなければ、むし歯予防は出来ません。 フッ化物配合歯磨剤を使用しないブ...
口腔機能
~口腔は全身とともに発達する~ 口腔器官の機能は全身の運動機能とともに発達していきます。 例えば生後間もない赤ちゃんは固形食を食べることが出来ず、母乳やミルクなどを哺乳するなど、液体を飲む事しか出来ません。 固形物を飲み...
口腔機能
~機能を切り替えながら互いに協力しあう~ 食べたり話したりするには、それぞれの活動に合わせて、息を吸う、止める、吐くといった動作の切り替え、すなわち呼吸のコ ントロールが必要です。 例えば、食べものを口元まで運ぶときは、...
口腔機能が関わる身体機能
食べることがへた、口呼吸。歯並びが悪いという問題にはそれぞれ食べること、話すこと、呼吸することが関わっています。 これらは、顎や顔面を含めた歯列の正常な発育やその安定にも大いに影響していると考えられています。 口腔機能は...
赤ちゃんのむし歯菌はお母さんから伝わる
元は、赤ちゃんのお口の中に存在しないむし歯菌ですが、奥歯が生える1歳6ヶ月頃に、周囲の大人の唾液を通して感染します。 世界的にみて、ミュータンス菌は、母親の唾液から感染する母子伝播がとても多いのです。 日本人の大人の約9...
妊娠性エプーリスとは
エプーリスとは、お口の中の粘膜に部分的に生じる良性のしこりのようなもののことです。 妊娠期に発症したものが妊娠性エプーリスと呼ばれ、妊婦さんの1~5%に生じると言われています。 女性ホルモンの増加によって歯ぐきのコラーゲ...
妊娠でお口の中にも変化が起きる2
~歯周病菌は女性ホルモンが好き~ 妊娠すると、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンの血清濃度の上昇にともない、唾液や、歯ぐきの溝から出てく る組織液の中における女性ホルモンの濃度も上昇し、種類によっては妊娠して...
ミュータンスレンサ球菌の特徴4
ミュータンスレンサ球菌の感染により、歯面の溶け始めが進むと、初期むし歯の発症に至ります。 これまで歯科医療の大部分は、レジンや金属による充填や被せものの治療でした。 しかし、早期診断・早期再石灰化治療で治すことができる疾...
ミュータンスレンサ球菌の特徴3
ミュータンスレンサ球菌の定着後、砂糖の摂取が制限されなければ、ミュータンスレンサ球菌は特有のバイオフィルムという膜を形成します。 そして、歯面のエナメル質が溶けて硬度が低下します。 この状態がミュータンスレンサ球菌の感染...
赤ちゃんを虫歯にさせないために1
赤ちゃんを虫歯にさせないためにお母さんと周りの大人ができることは、周りの大人のお口の中のむし歯菌を減らすことが赤ちゃんのむし歯予防になります。 ~妊娠中~ ・きちんと歯磨きをしましょう ・積極的にキシリトールを摂取しまし...